脱原発さいたま市

脱原発さいたま市 活動報告


■双葉町(福島県)から避難されている方々へのボランティア
-2013年度-




日付 時間 場所 会場 活動報告
●自治会主催 餅つき大会
1月12日
AM11:30

旧騎西高校 食堂
(生徒ホール)
双葉町の自治会に誘っていただき、旧騎西高校に遊びに行きました。



呼んでいただけて、とても嬉しかった。
ありがたいです。

イベントには、7〜80人が参加。
1/3くらいが、避難所で活動してきたボランティアだそうです。



他のグループの方と話したり、顔見知りの方々と会えたり、楽しい時間でした。

 


●終わり見えぬ避難生活。その人々を風化させないで
今回のイベントでは、東京新聞、埼玉新聞、NHKの取材がありました。
旧騎西高校は、日本で最後の避難所です。
避難所が何年も続くのは、特例。異常な事態です。
これまで幾度となく報道されてきましたが、それでもご存じ無い方が多く、風化も始まっています。

避難者は全国にいます。
他人事だと、関係ないことと思わないでください。
そして、今回のような事故を2度と起こさないこと、双葉町の方々の様な被害者を増やさないことも、考えてください。 
●第9回 廃校で避難生活を続けている方々へ 「温かい食事 & お誕生日おめでとう」プロジェクト
11月17日
AM8:30
〜PM2:00
旧騎西高校 食堂
(生徒ホール)
皆様、ありがとうございます
第1回の開催が、昨年の11月18日。
応援、参加してくださる方々のおかげで、この1年間、避難所で手作りご飯とお誕生日ケーキ、一緒に歌う音楽イベントをプレゼントし続けることができました。

最も人数が少ない今、最も多くの方が集まってくださいました
11月17日現在、旧騎西高校の教室で生活されているのは、20名弱。
昨年は180名。
多くの方が、借上住宅や老人ホームなどに移転されました。
今、避難所にいらっしゃるのは、最も少ない人数です。

しかし、食事に来られたのは、40名以上。
席が、双葉町の方々でいっぱいになりました。



今回はじめて、避難所以外、加須市内に避難されている方にもお知らせを出しました。
その事も、あると思います。
しかし、180名の時に、ほぼ全ての方がお部屋に持ち帰られ、ホールに残って食事された方は、数名。
それを考えると、これまで双葉町の方々にお届けしてきた時間は、皆様のおかげで、良い時間にさせていただくことが出来たようです。

双葉町のおばあちゃんから、皆様へ
「何度も、来てくれているんでしょう。ありがとう。
ボランティア、大変でしょう」

双葉町のおばあちゃんから、いただいた言葉。
この「ありがとう」は、私たちが日常的に使っているものとは別の、もっともっと深い心が込められています。
この一言に、涙腺が緩みそうでした。

いただいた「ありがとう」は、私たちだけにではありません。
応援してくださる皆様への言葉でもあります。
お届け致します。

避難所閉鎖後も、双葉町の方が必要とする活動を続けます
旧騎西高校は、来年の3月末に閉鎖予定です。
ただ、今回これだけ集まった状況を見て改めて感じましたが、コミュニティ場所が必要とされています。
旧騎西高校以外の場所に、用意されるようです。

仮に、炊き出しが必要とされなくなったとしても、それで双葉町の方々との縁が切れるわけではありません。
東北の被災地でも、今もボランティアが活動しています。
被災者、被害者の自立を妨げることは、あってはなりません。
しかし、双葉町の方が望まれることは、まだまだあると考えています。
お付き合いは、始まったばかりです。
炊き出し参加者が親しくなった方も、大勢。
今後の状況に合わせ、双葉町民への活動内容を決めてまいります。

カンパ金は、閉鎖後も双葉町の方のために使わせてください
避難所の閉鎖状況により、炊き出しは今回が最後か、あと一回くらいになるかと思います。
残金につきましては、今後も双葉町の方のための活動に使わせていただきたいと考えております。
そして、一日でも早く来ることを望んでおりますが、双葉町の方がボランティアを必要としなくなった時、その時の残金は、双葉町に寄付いたします。




炊き出しと音楽イベント
▼メニュー
・ご飯
・だいこんの漬物
・マグロたっぷり鍋
・チヂミ
・手作りクッキー
・最中
・お誕生日ケーキ




寒くなってきましたね。
「魚が食べたい」と以前から伺っており、気温が下がってようやく魚を届けることができました。

美味しいマグロが、たっぷりと入った鍋です。



鍋って、体を温めるだけでなく、みんなで囲んでワイワイして、心も暖かくなるものだと思います。
多くの方が避難所を出られた今、借上に移られた方にもお知らせし、鍋を囲みました。

炊き出しメニューで鍋は、初めてだそうです。
大好評で、あっという間に無くなりました。


クッキーのラッピング、素敵でしょう。
この包み方は、参加者のアイデア。



最中も、参加者からの差し入れ。

一人ひとりが双葉町の方のことを思い、こうした形になって、現れています。


食べにいらっしゃるのは、多くても30人かなと考えていました。
ところが、予想以上に集まって下さり、野菜を追加でカット。
クッキーの予備を用意して正解でした。


ケーキは、11月生まれの方にプレゼント。



一緒に歌う音楽イベントでは、ご高齢の方もご存知の曲を用意。
その中にあった「ふるさと」は歌わないでほしいと、おっしゃいました。
帰宅することができない、福島県双葉町にある自宅を、思い出されるのでしょう。


双葉町の方から、おみやげにと、大きなサツマイモをたくさんいただきました。
新聞の文字と比べて、伝わるでしょうか。

このイモは、その中でも小さい方です。
立派な芋を、いただきました。




双葉町の方とのつながり。

もうこれ以上、原発事故の被害者を増やしたくありません。
参加いただいた皆さん、一人ひとりが、今回感じたことを、ご友人やご家族にお話していただきたいと思います。
そしてネットでも、思いを広げてください。



■参加者
こども:2名
大学生:1名
社会人:16名
音楽チーム

■参加者からのアンケート



●双葉町の方といっしょに、福島の郷土料理を調理。ガス展でお振る舞い 
11月9日

11月10日
  旧騎西高校

新日本ガス
久喜事業所
   
●第8回 廃校で避難生活を続けている方々へ 「温かい食事 & お誕生日おめでとう」プロジェクト
10月27日
AM8:30
〜PM3:00
旧騎西高校 食堂
(生徒ホール)
避難所が、閉鎖に向かっています。
今、避難所にいらっしゃるのは、約30名。

全ての双葉町民が「避難所は必要ない」と感じた上でならいいのですが、半強制的、遠回しに引っ越しを促しているという声も聞いています。
生活費のため、有料のお弁当を2食に減らしている方は、さらにお金がかかる環境に追いやられ、これからどの様にすればよいのでしょうか。

避難所に残られている方、その近く、加須市内に移られた方、いわき市に移られた方、その間に溝ができているという声も、聞こえてきます。

避難所を後にし、「もう二度と、旧騎西高校に訪れたくない」と、考えている方、「ここに来れば、またみんなに会える」と考えている方、人によって色々な思いを抱かれています。

これまでの炊き出しは、避難所内の方を主な対象としてきました。
今後は、加須市内に避難されている方にも、ごはんとお誕生日ケーキのプレゼントをお知らせします。

私たちの炊き出しが、町民同士が顔を合わせ、話す良い機会になっていると、以前伺いました。
双葉町民のコミュニティとなるような場作りができましたら、幸いです。



■メニュー
・炊き込みご飯
・おひたし
・冬瓜のそぼろ煮
・けんちん汁
・お誕生日ケーキ

●炊き込みご飯、おひたし


以前、失敗し、食材を無駄にしてしまったメニューです。
今回は、お届けすることができました。
「おいしい」と、おかわりされる方もいらっしゃいました。

ただ、炊き込みが足らない釜が1つあり、芯が残ってしまったご飯もありました。

●冬瓜のそぼろ煮
 

皮をむき、種を取り……冬瓜に慣れていない学生は、主婦の参加者に教わりながら、冬瓜と格闘していました。

●けんちん汁



先日まで熱い日が続いていたのに、あっという間に寒くなりましたね。
野菜たっぷりの、温かい汁物。
プレゼントしました。

●お誕生日ケーキ
「私やりたい!」と、生クリームを作りはじめました。
ひたすらかき混ぜ、かき混ぜ、大変そうだけど楽しんでいます。
飾り付けも可愛い。

 

ケーキに添えるのは、メッセージカード。
もちろん、参加者の手書きです。
10月生まれの方に、「おめでとうございます」の言葉とともにプレゼント。

 


■音楽イベント
 

今回は、沖縄の踊り「エイサー」と、ギター。
迫力ある太鼓の音が、響き渡りました。

音楽っていいですね。
ギターを聞いている方々の笑顔。
楽しんでいただけて、私たちも嬉しいです。

■柿をプレゼント


参加者が、柿を持ってきてくださいました。
干し柿用です。
双葉町の方に作っていただこうと、この状態でプレゼント。


■参加者
こども:1名
高校生:5名
大学生:2名
社会人:10名
エイサーチーム


■参加者からのアンケート


●第7回 廃校で避難生活を続けている方々へ 「温かい食事 & お誕生日おめでとう」プロジェクト
9月15日
AM8:30
〜PM2:00
旧騎西高校 食堂
(生徒ホール)
台風が迫る悪天候の中、ご参加いただきました皆様に深く感謝申し上げます。
ありがとうございました。

避難所、旧騎西高校は、閉鎖に向かって追い詰められています。
国や自治体に寄って急かされ、多くの方が、この9月末〜10月末にかけて、避難所を後にします。
借り上げ住宅に入ったとしても、そこに要られるのは原則1年。最長で2年です。

役所の方が一部残られていましたが、今後は全て福島県いわき市に移転。
行くあてのない方々だけが取り残されるという、状況です。

私たちは、これからも炊き出しを続け、双葉町の方との時間を過ごして参ります。


この日も、騎西高校に到着早々、おばあちゃんが話しかけてくださいました。
お孫さんが、私(黒澤)と近い年齢。
ひ孫もいらっしゃるそうです。

「家族を大事にしてね。親を大事にしてね」
「行ってきます。ただいま。その1言1言を大切にして。子どもが可愛くない親は居ないから。無視しないで会話して」
「ありがとう。この気持ちを、いつも忘れないで」

長く居ると、存在が当然と感じてしまう家族。
家族も仲間も、かけがえない温かい存在。
おばあちゃんの心から、このことを改めて感じました。


「いい人を見つけなよ。ちゃんと選びなよ」とも言っていただきました。
良い出会いを引き寄せるように、頑張ります!!




さて、今回はレギュラーの学生たちが学園祭などと重なり欠席のため、少人数での調理となりました。

 

 

双葉町のおじいちゃんおばあちゃんにとって、いつもだと「孫達が調理場でなにかやっている」という風景ですが、この日は「子供達が……」と映ったのではないでしょうか。

メニューも少人数で作れるものを選びました。




■メニュー




・ご飯
・肉じゃが
・お吸い物
・冷奴
・きゅうりの梅おかか和え
・どら焼き
・お誕生日ケーキ

●ご飯
4台の業務用炊飯器を使って、炊いています。

 

●肉じゃが
1番火を通す必要のある肉じゃが。
この材料を再優先でカット。

今回、じゃがいもを多く寄付いただいたので、食後に双葉町の方にプレゼントしたのです。
「じゃがいも、欲しい方いらっしゃいませんか」と。

 

そうしたら「この肉じゃがが美味しかった。美味しい芋だからほしい」とおっしゃって下さいました。

愛情を込めて育てられた野菜。
双葉町の方に食べていただきたいと、農家の方が寄付してくださった野菜です。

笑顔の形にして、プレゼントすることが出来ました。

●お吸い物
長ネギ、そうめん、海苔を入れたお吸い物です。
可愛い花麩も添えました。

●冷奴
豆腐は4種類。
1人分のパックに入ったものです。
お好きなものを選んでいただきました。



「瀬戸内レモンポン酢」「ゆず醤油」「牡蠣だし醤油」「醤油」。
通常の「醤油」が、1番人気でした。

●きゅうりの梅おかか和え
一口サイズにしたキュウリに、梅とおかかを混ぜあわせました。
まだ暑さ続く毎日。
サッパリとした一品です。



●どら焼き


●お誕生日ケーキ
市販のスポンジにフルーツとクリームをトッピング。
可愛い絵皿と、手描きのおめでとうメッセージカードとともに、プレゼントしました。


 


■カラオケ

食事後、双葉町の方といっしょにカラオケを行いました。
最近カラオケ機材が寄付されたそうです。

 


■参加者

こども:1名
中学生:2名
社会人:16名

この日は台風が関東に接近して来るため、「反省会」「写真撮影」は行いませんでした。
「コンコン隊から学ぶことがあった」
「参加してよかった」と、後日、参加いただいた方からコメントを頂きました。


■参加者からのアンケート






避難所に住んでいる子猫。
炊き出し後に、遊んでもらいました。


●第6回 廃校で避難生活を続けている方々へ 「温かい食事 & お誕生日おめでとう」プロジェクト
8月11日
●開始
AM8:30
●配膳
AM12:00
●解散
PM3:30
旧騎西高校 食堂
(生徒ホール)
優しい野菜を寄付してくださっている皆農塾さんの『畑ごよみ』に、炊き出しの事が掲載されました。
ダウンロード

カンパや食材寄付、いつもありがとうございます。
おかげさまで、前回以上に双葉町の方にも参加者にも良い時間にすることができました。
避難所、旧騎西高校は閉鎖に向かっています。
炊き出しだけでなく、その次の活動についても考える時期がきました。
双葉町の方を始め、原発事故で避難されている方々に対して何が必要か。
それを、今後も考えていきます。




■また、嬉しいことが
最初に、嬉しかったことをご報告させて下さい。
前回よりも、双葉町の方との時間が、長く、深くなったように感じました。

私達に手品を披露してくださった方が、いらっしゃったのです。
また、手作りのおみやげを頂いたり、ある参加者は飲料を頂いたり。
その参加者は、「私たちが頂いて良いのかなと思ったけど、こういう人と人とのつながりが大切だと思う」と、言っていました。


■慣れてきた調理
回を重ねるごとに、テキパキと動けるようになって来ました。
何度か参加いただいている方も複数いらっしゃり、お互いのコミュニケーションも取れてきています。
ベテラン参加者が初参加者に支持も出し、効率よく作業が進みました。

 

 


■テーマは「祭り」! 会場の飾り付け
色々なイベントを盛り上げるため、手作り提灯や筆文字などの飾り付けを行いました。
さらに、調理後はみんなでハッピを着用し、イベントを行いました。
昌平高校東野高校のハッピをお借りました。
参加者は、昌平高校生を始め、色々な大学の生徒、社会人が参加しています。


 


■コンコン隊、はじめました
東北ボランティアを行なっている「笑顔届け隊」というグループがあります。
そこに参加した時、仮設住宅を1件1件回ってイベントのお知らせをしたのが「コンコン隊」。
それをそのまま、脱原発さいたま市でも頂きました!

仮設住宅を回った時、足腰が悪く、家族がいっしょでないと外に出られないおばあちゃんがいらっしゃいました。
「コンコン」とノックをした時、「どうぞ、入ってきて」と、言って頂きました。
仮設住宅の中におじゃました、初めての経験です。
色々なことを、嬉しそうに話してくださいました。
そして「ありがとう」と、両手で受け止めても受け止めきれないくらい、大きくて重たくて、温かくて、大切な「ありがとう」をいただきました。
私たちが普段何気なく、簡単に使う「ありがとう」とは、まったく別の「ありがとう」でした。



旧騎西高校で炊き出しを行うにあたり、コンコン隊を考えてはいましたが、実行してきませんでした。
ずっと、確信を持てなかったからです。

私たちは、普通の暮らしをしている人間です。
双葉町の方々は、当たり前の生活を奪われました。
2年以上続く教室生活。
ただでさえ、プライベートがない状況です。

どれだけ辛く大変な思いをされているのか、それを想像することしかできない私達が、双葉町の方の空間に入っていいものなのか。
何気ない行動が、深く傷つける結果になることもあります。
それだけは起こしてはなりません。


今回は「私たちなら大丈夫だ」という結論が、私、黒澤自身の中で出ました。
ここ数回の炊き出しでの、双葉町の方が感じている私たちのこと、炊き出し参加者側の双葉町の方への思い。
それを考えた結果です。

米とぎと野菜カットが終わった時点で、グループ分けしました。
学校は4階建て。
階ごとに4グループに分かれ、1部屋1部屋回りました。
通常教室や、美術室などの特別教室が、生活されている場所です。

いっしょに合唱したり、かき氷などを食べたりするイベントを行うこと、お昼をプレゼントすることをお知らせ。
いつもは配膳する生徒ホールでお会いする方々。
コミュニケーションする機会が増え、参加者の皆さんは、色々なお話をいただけたようです。




■双葉町の方といっしょに、イベントを楽しみました
グループとして用意するイベントだけでなく、参加者自身が行えることを事前募集。
多彩なイベントとなり、双葉町の方々に笑顔をプレゼント出来ました。

●合唱
今回も音楽メンバーが参加してくださいました。
双葉町の方のリクエストを元に、レパートリーを増加。
歌詞カードを配り、一緒に歌いました。



●獅子舞(参加者の個人企画)
夏…祭り?? は、置いておきましょう。
お仕事で獅子舞踊りをされているそうで、双葉町の方に披露してくださいました。

 

●似顔絵(参加者の個人企画)
お〜! 特徴を捉えてそっくり。
双葉町の方や、ボランティア参加者にも似顔絵を書いてくださいました。



●うちわづくり、折り紙
竹のうちわに絵を描いたり、文字などを貼ったり。
いっしょに楽しみました。



●スイカや、ナシ、かき氷を配付
スイカが大好評。
ナシは、参加者の方がご好意で持ってきてくださったものです。
かき氷は、回している学生たちも、とても楽しそうでしたよ。

 

 

●よさこい
学校の体育でやっているそうです。
学生たちがよさこいを披露してくれました。



●マッサージ(参加者の個人企画)
避難されている方は、高齢の方が多いです。
教室生活であまり体を動かしていらっしゃらないだろうと、ツボ押しやリンパマッサージを行なってくださいました。

●双葉町の方へおみやげ(参加者の個人企画)
「アニマルブレスレット」。
色々な動物の形をした、かわいいブレスレットです。
海外で流行っているそうで、各部屋を回り、メッセージといっしょに手渡してくださいました。




■その他のメニュー紹介
●野菜たっぷりドライカレー

 

●海藻サラダ



●かぼちゃの煮物



●誕生日ケーキ(8月生まれの方、限定)




■反省会での、参加者からのコメント
●原発事故が風化している
世間の人々の意識が薄れていることが問題。
周りにどんどん声をかけ、問題を共有できる場があればいいと思う。
2年以上たち、ますます状況が悪化しています。
賠償問題や借り上げ住宅の問題など、避難所だけでなく、その周りに暮らす双葉町の方々にとっても、とても苦しい状況です。

●この事故は終わっていない
新聞などで報道されなくなっています。
ふるさとに帰れない方がいる以上、この事故自体が終わっていません。
人々は、それを忘れてはいけない。
ひとりひとり、何か小さい活動からでもいいので、やっていければ良いと思います。

●人参が硬かったので、食べやすさに気をつけたい
「人参が硬く、食べられなかった」という、ご意見を頂きました。
カットする厚さなどに気をつけたいです。

●参加者同士のコミュニケーションが取りやすくなった
みんな(参加者)の顔が、すごく楽しかったのではないかと見受けられました。
前回参加した後、感じたことを職場の方や加須に住んでいる方に伝えました。
自分の気持ちを言葉で伝えるのは難しいけれど、自身を省みるのに必要だと感じます。

●ゴミの分別ができていなかった
開始時にゴミの分別についての説明がありましたが、後半、それができていませんでした。
一人がやらないと、その後の人がみんなやらなくなります。
コミュニケーションが出来ないと、自分のゴミしか片付けられません。
しかし、コミュニケーションが取れると、使い捨ての皿も他の人の分も重ねて、ゴミの嵩を減らすことができます。
次回に活かしたいです。

●参加者の靴が出しっぱなしで、迷惑をおかけした
入口に参加者の靴が出したままである人が多かったです。
双葉町の方が通るときに、邪魔になっていました。

●コンコン隊で、双葉町の方とコミュニケーションをとれた
子どもといっしょにコンコン隊で回ったら、いつも生徒ホールで顔を合わせる双葉町のおばあちゃんたちと、たくさんお喋りができました。
おじいちゃんおばあちゃんたちが、子どもをたくさん可愛がってくれました。

●スプーンを用意していなかった
カレーなのにスプーンがないため、怒られた方がいらっしゃっいました。

●イベントを楽しまれる方が増えた
音楽イベントで、口を大きく開けて一緒に歌ってくださった方が前回以上に多かったです。

●この活動を、ボランティアを目的にしてはならない
本来、普通の家に住める方が、なぜ避難所生活をしているのか。
復興予算が、適切に使われていません。
公然と原発再稼働を掲げる党が、圧倒的多数の与党となりました。
そして、公然と原発を輸出していこうとしています。
2年経って風化しているこの状況を、どう捉えるのかが大切です。

●双葉町の方々が、すごく笑顔になっていた
前回は厨房で調理をしていました。
今回はホールで双葉町の方といっしょにうちわを作ったり、折り紙をしたり、前回よりも親密に話ができました。
かき氷やスイカなどの企画で、双葉町の方々がすごく笑顔になっていたのが印象的。
「ゲートボールをやりたい」と、おっしゃっていた方がいました。

●投票の改革が必要
選挙は、一人一票、好きな党に入れます。
入れたい党が無い人は、保留するか流すかとなってしまいます。
そうした方に選挙に関心を持ってもらうには、「批判の票」を作ると良いのではないかと考えました。
「この党にだけは、任せられない」という投票の改革が、必要なのでは。

●一人ひとりに渡すチラシがあった方がいい
「チラシはないの?」と聞かれました。

●慣れた時こそ、怪我に十分注意したい
回を重ねるごとに、準備や調理が早く、慣れてきました。
ただ、慣れは怖いです。
慣れた時こそ怪我が起こるので、今後の活動では、もっと注意していきたいと思います。

●学生たちが政治のことを考えている集団に、自分が加わっていることに、誇りを持っている
高校生4人と話しましたが、みんな政治のことなどを凄い考えています。
そういう集団に自分が加わっていることに、誇りを持っています。
そうした人たちと意見を交換できることが、大きな喜びです。
今、ネットが普及し、直接面と向かって話す機会が少なくなっていると思います。
直接話すことで伝えられることは、とても大きい。
だから、そういう機会がもっとあれば良い。
自分の考えをまとめるためにも、直接話すことが大切です。
今日感じたことを身近な人に伝え、自分の考えを膨らませていきたいと考えています。

●人と人とのつながりが大切
コンコン隊で回った時、戦争の話をされた方がいらっしゃいました。
その方から飲み物を頂いたとき、「こちらが頂いていいのかな」と思いましたが、こういう人と人とのつながりが、とても大切だと思います。

●今後は、量を聞きながらご飯をよそった方がいい
ご飯を残された方が多かったです。
時間がかかっても、量を聞きながらよそった方が良いのではないでしょうか。

●双葉町の方から、温かい心をいただいた
双葉町の方々と、一緒に食事をしました。
こちらが元気を与えるのではなく、おばあちゃんたちの笑顔が私の心を暖かくしてくれました。
おばあちゃんと握手をした時、3.11を忘れても避けてもならない問題だと感じました。
同級生に脱原発さいたま市の活動を知らない人がたくさんいるので、自分の意見を持って広めて行きたいです。


■参加者(イベントメンバー・炊き出しメンバー)



こども:1名
高校生:9名
大学生:5名
社会人:20名


■参加者からのアンケート







■報道されない、福島の「今」

8月炊き出しの映像


この日、前町長の井戸川さんがいらっしゃり、私たちに福島の今をお話し下さいました。
映像後半には、井戸川さんの思いが語られます。
●4分48秒〜 参加者の誕生日祝い

参加者に8月生まれの方がいらっしゃったので、いっしょにお祝いしました。
●6分30秒〜 手品
双葉町の方が、手品を披露して下さいました。

●第5回 廃校で避難生活を続けている方々へ 「温かい食事 & お誕生日おめでとう」プロジェクト
7月14日
●開始
AM8:30
●配膳
AM12:00
●解散
PM3:30
旧騎西高校 食堂
(生徒ホール)
今回も、双葉町の方々に温かい食事をプレゼントすることができました。
多くの方からカンパいただき、また、食材の寄付をいただき、そのお預かりした思いを噛み締めながら、笑顔の時間を贈って参りました。
応援いただき、ありがとうございます。
これからも双葉町の方々のこと、よろしくお願い致します。


暑い日が続いていますね。
私たちは、クーラーをつければ涼むことができます。
ごく当たり前と感じていることが、当たり前でないのが避難所です。
双葉町の方が生活されている各教室には、クーラーがありません。


調理に使わせて頂いている「生徒ホール」に、双葉町の写真がありました。
みなさんは、避難されている方々が、どんな思いでこの写真をご覧になられていると思いますか?




現在、107名の方が避難されています。


■メニュー紹介

●とろろごはん

美味しい長芋。
皮をむき、ひたすらとろろ状に。
参加者からは「かゆい」「かゆい」と、声が飛び交っていました。

 


そのとろろに鰹節からとった出汁を合わせ、寸胴いっぱいに。
炊きたてのご飯にかけ、さらにのりを添えました。

 


●ナスとお肉の炒め煮

肉を炒め、立派なナスを乱切りに。
にんにくや醤油、酢などで味付け。

これがかなり好評で、「美味しい」と喜んでいただくことができました。




●ポテトサラダ

最優先で調理したのが、じゃがいもです。
大量にある上、茹でなければなりません。

茹でるのは給食室の回転釜を使いますが、ジャガイモがゆだらないと、同じ釜を使うお吸い物に入れないのです。

  

茹で上がったじゃがいもは、すりこぎなどで潰していき、スライスしたキュウリや玉ねぎ、人参と混ぜあわせ。
マヨネーズや胡椒で味付けです。

和気藹々と、みんな楽しく調理。
配膳時間の前でも、双葉町の方が生徒ホールにいらっしゃいます。
孫やひ孫世代の笑顔、この場のあたたかい空気をご覧になって、わずかでも心を癒していただけたら嬉しいです。


●小松菜とキャベツ、しめじのお吸い物 花麩を添えて

 


●肉味噌、豆の煮物

前回に引き続き、参加いただいた方が作ってきてくださいました。
衛生管理上、自宅で調理したものを双葉町の方へお渡しすることは原則行いません。
ただ、この方はプロ。
ぜひにと、お願いを致しました。

 


●白玉ぜんざい

白玉粉をこね、ひたすら丸めていきます。

この白玉づくりには、双葉町の方にもご参加頂きました。
調理しながらのコミュニケーションです。

数百個の白玉。
和菓子屋さんのようですね。

 


小豆を煮た餡とともに、ぜんざいに。




●ケーキ(お誕生月が6〜7月の方限定)

6月、双葉町役場移転のために炊き出しが行えなかったため、6〜7月生まれの方のお祝いを行いました。
ケーキと、メッセージカードのプレゼントです。

 


お皿もカラフルなもので。

調理を行う生徒ホールには、冷蔵庫、冷凍庫がありません。
発泡スチロールに保冷剤を入れ、配膳まで保管します。

また、どなたが該当月の生まれなのかはわからないため、ボランティア参加者が「6月、7月生まれの方はいらっしゃいませんか」と声がけして、該当の硬がらいらっしゃると「おめでとうございます!」と手渡していきます。




■ぷちイベント

配膳でお待ちいただいている間、そしてお食事されている間、ジャグリングやウクレレによる歌披露を行いました。

 


そして、本日のメニューの紹介と、調理した私達の自己紹介。




手があいた参加者から順に、双葉町の方と一緒にお食事しました。


■おみやげをいただきました

残ったご飯をおにぎりにし、双葉町の方が生活されている教室に持って行きました。
その際、折り紙や細工といった可愛らしいお土産をいただきました。
ありがとうございます^^




■今回の参加者



高校生:8名
大学生:4名
社会人:8名


■参加者からのアンケート






7月炊き出しの映像

●第4回 廃校で避難生活を続けている方々へ 「温かい食事 & お誕生日おめでとう」プロジェクト
5月19日

●集合
8:30
●配膳
11:30
●解散
15:30
旧騎西高校 食堂
(生徒ホール)


今回もまた、皆様からのあたたかい心によって、プロジェクトを実行することができました。
反省点もありますが、これまでで最も良い時間を双葉町の方にプレゼントできたと感じております。

ご支援、ご協力、ありがとうございます。
今後ともよろしくお願いいたします。

●参加者(イベントメンバー・炊き出しメンバー)
子ども: 1名
高校生:8名
大学生:10名
社会人:18名


■お会いするたびに、双葉町の方との交流が増えています
まずは、嬉しかった報告からさせてください。

回を増すにつれ、双葉町の方から話しかけてくださることが増えています。
そして、お部屋となっている教室に戻られず、配膳場所である生徒ホールに残り、私たちと一緒の時間を過ごされる方が増えています。
これがとても嬉しかった。

「あぁ、皆さんに楽しんでいただけているのだな」と、感じることができました。
そして、「次はいつ来るの?」という嬉しいご質問も、今回もまた、いただくことができました。


お子さん連れでボランティアに参加してくださる方がいらっしゃるのですが、この子が避難されている方の心に次々とほんわかな雰囲気をプレゼントしてくれるのです。
3回目の参加。
顔見知りのおじいちゃんおばあちゃんに「大きくなったね」と声をかけていただくこともありました。

ご飯を焦がしてしまった回も参加してくれた男の子です。
その時、ご飯が焦げたことに心を痛めてくれた、やさしい子。
双葉町の方に、やさしい心とかわいい笑顔をプレゼントしてくれる子。
彼だからこそのプレゼントだと感じています。


■双葉町の方の事を知っていただく機会も、増えています
「風化させないで」
「思い出して」
以前いただいた言葉。心から離れない言葉。

炊き出しの参加者に学生が多いこともあり、私たちの活動が口コミで広がりを見せています。
初めてこのプロジェクトに参加されるという方も、増えています。
また、新たな方からカンパや寄付をいただきました。

もっと多くの方に知っていただきたい。感じていただきたい。
ボランティアに参加いただいた方は、この日に感じたことをご家族、ご友人、また、ツイッターやフェイスブックなどインターネット上でも伝え続けていただきたいと願っています。

私たちも、伝え続けます。


■日本で唯一の避難所


双葉町の方が避難されている旧騎西高校は、日本で唯一残っている避難所です。
現在いらっしゃるのは125名。

原子力発電所の爆発から2年以上が経ち、今もなお受け入れ先が見つかっていません。
自宅は放射性物質の汚染がひどく、帰宅できる状況ではありません。

双葉町とは別のところですが、同じように原発事故で避難し、一時帰宅の許可が出た地域があります。
しかし、家は動物たちに荒らされ、とても住めるような状況ではなかったそうです。

あなたが明日帰る家、それが突然近づくことさえできなくなったら……あなたは何を感じますか。




避難所にうかがうたびに役場の方にご挨拶に行くのですが、その部屋までの通路。
ここを通ると、いつもどうしようもなく悲しくなってくるのです。
一日でも早く、この場所が双葉町の方々にとって必要ないと感じる場所になってほしい。



このような貼り紙もありました。




この日、避難されている方のお部屋となっている教室にうかがう機会がありました。
1つの教室に、ベッドが4つ等間隔で並んでいます。
病院で使われているようなベッド。
床には畳。
そこに、おばあちゃんが座っていらっしゃいました。
小さな棚を収納スペースにし、1つの部屋での共同生活。
一人の空間は、とても狭い状態です。

御年93歳。
「みんなから元気だねと言われるのだけど、足が痛くって」と、おっしゃっていました。
笑顔がかわいらしいおばあちゃん。
息子さんは、別の教室で生活されているそうです。


■メニューの品数が増加
この日のメニューは、
・おにぎり(シソ・サケ・昆布の中から、お好きなものを2個)
・大根の煮物
・ジャガイモと玉ねぎの味噌汁
・カブの漬物
・お誕生日ケーキ(4月・5月生まれの方限定)

 

……という予定でしたが、なんとこの日は、さらに品数増加!
参加者の中にプロの方がいらっしゃり、「むかごの味噌和え」などを作って来てくださったのです。



また、別の参加者からは干し柿の差し入れがあり、双葉町の方々にとても喜んでいただくことができました。


■心を込めて、温かい食事を届けたい
こちらが、調理場です。
食事ができるホールと同じ場所になります。



前回、双葉町の皆様、そしてこの活動を応援してくださる皆様に大変申し訳ないことをしてしまった炊飯。
同じ失敗を繰り返すわけにはいきません。
この日は、合計で6升分の業務用炊飯器を用意。
2回に分けて炊きました。



おいしく炊けたご飯。
下の写真は、サケ御飯です。
このおにぎりが大好評で、真っ先に無くなりました。

 

こちらは、白飯をおにぎりにして、具の昆布を入れている様子。
双葉町の方と一緒に作れたらいいなと考えていたのですが、残念ながら参加される方はいらっしゃいませんでした。
調理過程で、どういう風に、いっしょに楽しい時間を過ごすか。
これは今後の課題です。




■ジャグリングで湧きあがる拍手! 音楽イベントでは双葉町の方と大合唱!
今回からは炊き出しだけでなく、イベントも同時進行することにいたしました。
とても喜んでいただくことができ、今後も継続する予定です。

役場の方に入れていただいた放送によって、双葉町の方が生徒ホールに集まってくださいました。

まずは、ジャグリングパフォーマンスです。
拍手が何度もおき、盛り上がっていました。
自在にコマを操れるというのは、すごいですね。



音楽イベントでは歌詞カードを配り、双葉町の方と大合唱。

東北の仮設住宅でもうかがった話しですが、避難されている方々が一堂に集まるということが、ほとんどないそうです。
このイベントには30人くらいの方がいらっしゃっていました。

歌詞カードの選択は、避難されている方の世代に合わせたとのこと。
双葉町の皆さんが知っている歌ばかり。



どの曲がいいかリクエストをうかがい、とても楽しい空間になっていました。
音楽というのは、人に笑顔をプレゼントできる素晴らしい表現ですね。



ウクレレ演奏&歌披露も行いました。




■味噌汁や煮物も進行中
そうしている間も、調理場では作業が進んでいます。
野菜を洗い、皮をむいてカット。
絹さやのスジ取りも。

1つ1つの動作に、参加者の心が込められているのがわかります。
楽しく真剣に、皆さん調理されています。

 

 



煮るのは、回転釜です。
これはガス栓が3種類あります。
まずは、口火のガスを開き、着火マンで点火。
続いて外火、内火の順でガス栓を開きます。

 


■恒例のお誕生日ケーキ
冷蔵庫がないため、避難所では保存のきかないケーキはなかなか食べることができません。
いつも喜んでいただけるケーキ。
ボランティア参加者が相談しあいながら、トッピングしていました。

 




■配膳
ただお渡しするのではなく、どんな料理があるか、どんな人が作ったのかを伝えよう。
これは、参加者からの案。とても素敵なアイデアですね。
あたたかな空気とともに、説明をしてくださいました。



避難者にとって「孫」「ひ孫」の年代である学生たちに、自己紹介をしてもらいました。
「孫たちが遊びに来て、何か作っている」
双葉町の方にそう感じていただけるような、アットホームな空気を、これからも贈りたいと思います。



最初にも書きましたが、このホールに残られて食事される方が前回よりも増えています。
前回、参加者から「もっと双葉町の方とコミュニケーションをとりたい」という声がありました。
今回は食事をいっしょに取ることができ、お話ができた参加者も増えたようです。


■反省会
最後に、反省会を行いました。
参加者の皆さんから頂いたご意見、ご感想の一部を紹介します。

●ケガをする可能性を防ぐ
幸いケガがなかったものの、ほかの人の包丁がぶつかり、危なかったという状況がありました。
限られた空間での作業。包丁を使っている人同士の間が狭い。見ていないうちに下手したら切ってしまう可能性があります。
「参加者は移動時に、声を掛け合うこと」「スタッフは動線を見直すこと」、これを今後のトーク会で確認しあいます。

●メニュー決めで、もっと双葉町の方の立場で考える必要がある
今日は赤みそだった。福島の方は普段白みそを使われています。
自分たちの物差しではなく、双葉町の方の物差しで行動することが必要だと思います。

●スタート時の作業分担を明確にし、効率アップ
今回、班分けをしなかったため、スタート時に何をしていいか分からないという方がいました。
ざっくりとでも人数を割り出してグループ分けし、最初の導入を用意するとやりやすいのではないでしょうか。

●参加者の荷物が多い
各種調理器具、調理場用の靴、自身の食器など、持っていくものが多く、電車で移動するのに大変でした。

●なぜボランティアをやるのかを考えたい
ただボランティアのために来るのではなく、やった上で気持ちが変わらなければいけないと考えています。
自分の変化、なぜここに来ているのか言葉にできるようになりたいです。

●双葉町の方から声をかけていただきました
「歌もあったし、美味しかったし,とても良かったよ」と言っていただいたことが、泣きそうになるくらい嬉しかった。
音楽の力は大きい。パフォーマーの方に、とても感謝しています。

●心を行動へ
私たちは、ボランティアをさせていただいている立場。
ここで気づいたものを、別の形で行動に移して欲しいと思います。
活動の中で何かを感じてくれた人、継続して活動、また、その他の活動をしていって欲しいです。

●自分が今日、どういうことがあったのか、近くの人にでも話して広げて欲しい
「行ってみようかな」と思える様な話しをして欲しい。
一人一人が話し、一人一人が広げていけば、今日という日がとても大切な日になると思います。

●ボランティアに初めて参加しました
これだけ長い月日が経ったのに、まだ教室を段ボールで仕切っているのを目の当たりにし、とてもショックでした。
同級生がやっているので参加しました。

●夢は教師になること。教師になり、この活動を次の世代へ伝えたい
そのためにも自分が参加し、感じたことをちゃんとした言葉で次の世代に伝えることが大事。
これからも続けて行きたいです。

●前回参加したときに、双葉町の方から頂いた元気。それを返したい
本当は、私たちが元気を渡すべきでは。
でも、今回も私たちが元気をもらった気がします。
これは双葉町の方に返していかなければと思っています。
お互いの元気を渡す、渡されるという循環が、人とのつながりの中で被災地の復興に繋がるのではと考えています。

●「政府が決めること。私たちは口出しができない」という話を伺った
これからの政府の活動を監視するのは、私たち高校生、若い世代。
若い世代が政府に対するしっかりとした意識が必要です。
自分たちが監視するんだという意識をもたないといけないと考えています。
人々が正しい知識を得ることができなければ監視できないでしょうし、こうした活動が行われていることが分からないと思います。




■参加者からのアンケート





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